日本の無国籍者は、推定で1万人以上。在日コリアン特別永住者の無国籍者は、なんと約2万5千人もいます。

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日本ほどの先進国に、自国民が生んだ無国籍の子が2025.2.10 時点で707名いるそうです。しかし、実際にはもっと多くて、推定で1万人以上いるとされています。
主な原因は、離婚後300日問題だそうです。
離婚届後300日以内に生まれた子は、遺伝的関係とは関係なく前夫の子と推定されるそうです。推定されて前夫の子となることを避けるために戸籍上の手続きがなされず、無戸籍者の子供が生じているそうです。つまり“前夫の子でない子”が相当数いるのに法律の規定が現実と合っていないようです。
無戸籍者は、戸籍謄本などの身分証明書が取得できないため、学校にも行けず、就職もできず、健康保険証を持って病院にも行けず、社会生活に様々な不利益を被っているようです。
一方で現在、在日コリアン特別永住者の無国籍者は、なんと約2万5千人もいます。
特別永住者とは、1991年11月1日に施行された日本の法律「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法」により付与された在留資格の保有者のことです。
分かり易く言うと、日本の植民地である朝鮮から国内移動の方法で渡日し、朝鮮の解放後に日本国籍を喪失した外国人である在日韓国人・朝鮮人とその子孫に与えられた日本国の在留資格のことです。(韓国人・朝鮮人以外にも台湾人等少人数いるが省略)
在日コリアンの中に約2万5千人もの無国籍者(無戸籍者)がいるのに、特に不自由なく社会生活を送れているのは一体なぜなのでしょう。
一言でいうと無国籍者であっても日本政府が“特別永住者として保護している“からだと考えられます。特別永住者は日本国の保護を受けている”絶滅危惧種“です。2050年までには、帰化と死亡に因り絶滅すると言う説があります。(苦笑)
1952年、在日コリアンが初めて日本国・外国人登録をした時は、ほぼ全員「朝鮮籍」でした。日本政府は在日コリアンの国籍(韓国戸籍)を確認することなく一律「朝鮮籍」として登録しました。当初、名前や生年月日が戸籍と相違する人が多かったのも事実です。ひどい人は日本名で外国人登録をした人もいました。1965年の日韓国交正常化を契機に「朝鮮籍」を「韓国籍」に変更する人が増えました。数十年かけて韓国戸籍と一致させる作業をしました。
2024年末時点での特別永住者の実数は、27万4023人であり、国籍別では韓国および朝鮮が27万560人と98.8%を占めます。「朝鮮籍」は23,206人です。
「朝鮮籍」の人たちはどういう人たちなのでしょう。基本的に北朝鮮に帰属意識のある人、そして国籍に無関心な人たちであると考えて間違いありません。
いまだに「朝鮮籍」に執着のある人に質問したことがあります。
「あなたは北朝鮮政府が在日同胞の国民登録をして来なかったのはなぜだと思いますか?」
この質問の答えを聞きたいわけではありません。ですから答えを聞いたこと一度もありません。
そういう国じゃないでしょ。アッ、そうか。(笑)