エイン(애인:愛人)は“カラシ”じゃなくて“カレシ”でしょ!
1998年頃の話です。時々食事に訪れていた兵庫県のとある街の韓国食堂での出来事です。ママさんは余り日本語が上手くない韓国本国から来た人です。
仕事を終えて軽い食事の為に訪れました。生ビールをキューッと一杯やった後、頼んでおいた冷麺が出てきました。韓国本国式の牛テールスープの出汁です。いつもの通り“昔の麺で”と頼むと黄白色の半透明の麺で作ってくれます。因みに“昔の麺で”と言わなければ十割そばのような“黒い麺”が出てきます。
冷麺を食べようとしたその時、
「お兄さんワサビあげましょうか?」と言うので
「ワサビじゃなくてカラシでしょ!」と言いました。すると・・・
「カラシ?애인하고 같네요? エインハゴ カッネヨ(カラシ?愛人と同じね?)」と言うので
「愛人は、“カラシ”じゃなくて“カレシ”でしょ!」(わっはっはっはっ!ただただ大笑いしました。)
了。